Case Study 3(仮説) BtoPtoCモデル : 満足から愛着心へ

課題:

この混沌とした時代の中で、顧客(生活者)の商品に対する価値観は大きく変化してきています。特に東日本大震災以降、誰かの役に立ちたいと言う社会貢献志向の高まりはその顕著な例だと思います。つまり生き方そのものの価値観が変化し、心を動かされる事に生き甲斐を感じています。そして、当然ながら商品に対する価値観についても、心の満足を求める変化が起こっています。つまり、物理的価値の訴求だけでは、その価値が伝わらなくなって来ているのです。

マーケティングCRMソリューション:

顧客は商品を通してブランドに価値を見出すのです。そして顧客は自らが所有する商品に愛着を持っているのです。ですから、ブランドが行わなければならない価値訴求は自分たちが顧客に提供した個々の商品に責任を持ち、大切に扱う事なのです。その事で、顧客は商品に愛着を持つブランドの姿勢を感じ、商品に愛着心を持つのと同時にブランドにも愛着心を持つ様になるのです。

効果:

中長期に渡り、商品を通してブランドに対する顧客の愛着心が強くなることで、ブランドと顧客との本質的な関係が構築され、企業の経営基盤が強固なものとなるのです。ブランドに対する満足から愛着心への変化は、最大の企業資産です。